「目的意識を持てない人」は、AI時代に急速に置き去りにされる
2025年12月16日
これは厳しい意見だが、避けて通れない現実である。 AIの進化によって、ソフトウェア開発の現場のスピードは劇的に向上した。 プログラマは、従来の実装領域にとどまらず、PMやデザイナーの領域にまで踏み込めるようになった。 一方で、PMやデザイナーがコードを書き、実装まで担うケースも珍しくなくなっている。 さらに顕著なのは、ジュニア層の変化だ。 経験年数に関係なく、思考のキレがあり、目的を自分で定義
SaaS導入から見える、日米の「意思決定とスピード感」の決定的な差
2025年11月30日
SaaS導入の話をしていると、日米の企業文化の違いがものすごくよく見える。 アメリカの企業は、とにかくスピードが速い。担当者がサインアップし、合いそうならその日のうちに有料化し、翌週にはチーム全体に広げている。「とりあえず触ってみる」が完全に習慣化している。 一方、日本では慎重さと丁寧さが前面に出る。比較表を作り、担当部門に説明し、稟議を通し、契約書を締結し、請求書払いで進める。結果、導入まで
AI時代に勝ち残るための仕事術:情報を資産に変える6つの原則
2025年11月6日
AI技術の進化が加速する今、個人や組織の競争力を決めるのは「情報がどれだけ整理されているか」「機械が利用できる形になっているか」です。 この記事では、AI時代に必須となる仕事術を6つの原則としてまとめました。技術的な内容も含まれますが、非エンジニアの方にもわかるように丁寧に説明していきます。 原則1:議論はチャットで行い、テキストとして残す なぜ会議ではダメなのか? 会議での議論は揮発し
オートクチュールか、ユニクロか?日本のIT産業が弱い理由は“オーダーメイド信仰”にある
2025年9月10日
ソフトウェア開発の世界は、しばしば「オートクチュール」と「ユニクロ」にたとえることができます。 一着ずつセレブのために仕立てられるオートクチュールのように、顧客の要望を丁寧に聞き取り、ゼロから作り上げるシステム。一方で、既製服として市場に並ぶプレタポルテ(量産品)、大量生産と効率化を極めたファストファッションとしてのユニクロのように標準化された部品を組み合わせ、大量に提供される均一なサービス。あな
非同期コミュニケーションの本質的なコスト:「Σ(delay)」の正体を理解する
2025年7月17日
非同期コミュニケーションは、時間や場所に縛られず、自由なタイミングでやり取りできる便利な手段です。Slack やチャット、メール、PRコメントなど、現代の仕事においては欠かせない存在となっています。 ですが、ここに1つの誤解があります。 「非同期=返信はいつでもいい」ではない。むしろ、非同期だからこそ、 メッセージを見たタイミングで、“すぐに” 返信することが重要です。 なぜなら、非同期
RaycastJapan Meetup 第0回 イベントレポート
2024年8月31日
Raycast Japan Meetup第0回のイベントレポート。Yコンビネーター出身チームが開発したMac向け生産性ツールRaycastの魅力を徹底解説。BTSファンのセンイル広告に例えたコミュニティの熱意、実践的なワークショップの内容、参加者の反響まで詳しく紹介。2000人以上の開発者がコントリビュートする注目のDevXツールの日本初ローカルコミュニティ発足の記録です。
Macの生産性を10倍上げるRaycastのイベント開催!!
2024年8月2日
Macの生産性を劇的に向上させるRaycastの日本初Meetupイベントを2024年8月22日にお台場で開催。1000以上の拡張機能、AI連携、TypeScriptによるカスタマイズなど、エンジニアの業務効率を革新するDevXツールRaycastの魅力を徹底解説。初心者から上級者まで、明日から使える実践的なテクニックを学べるイベントです。
ミーティング(会議)の進め方
2023年9月10日
効率的なミーティング運営の方法を解説。Slackなどのツールを活用した非同期コミュニケーションを推奨し、対面会議は最小限に。事前資料の準備、Google docsを使った議事録の同時編集、明確な意思決定とアクションアイテムの設定など、生産性の高い会議の進め方を詳しく紹介。オンラインとオフラインのハイブリッド形式は避けるべき理由も説明しています。