求む。クレイジーなギーク。

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SSは、テクノロジーギークによって立ち上げられた組織です。私たちはエンジニアにフォーカスしています。

優れたエンジニアは、新しい技術の本質を見抜き、それを使って未来を描くことができます。その未来は、10年後かもしれませんし、100年先かもしれません。

パーソナルコンピュータが登場したとき、インターネットが普及し始めたとき、ディープラーニングが実用化されたとき、そして生成AIが生まれたとき。

その瞬間に最初に飛びつき、「おもちゃ」として遊び倒し、新しい未来のカタチをつくっていったのはギークたちです。それは、MBAを持った経営者や伝統的な企業の幹部ではなく、ヒッピーや反逆者のように見える技術者たちでした。

未来をつくり、その価値を正しく評価できるのは、起業家であり、科学者であり、エンジニアです。MBAでも、起業経験のないVCでもありません。

彼らは、今あるものの延長線と計算上の数字でしか判断できず、「まだ存在しないもの」を評価することはできません。


大きな市場を狙いましょう

社内のシステムを改善するようなSaaSでは、企業の成長には限界が見えています。そういった会社が途中で伸び悩むのは当然のことです。なぜなら、最初から狙っている市場が小さいからです。

GoogleやFacebook、Apple、Amazonは、そんな企業ではありませんでした。

彼らは、まだ存在しない市場を自らつくり出し、人類の進化に貢献するレベルの挑戦をしてきました。それだけが、企業を大きく成長させる唯一の道なのです。

もちろん、なにかの機能を効率化するだけでは、巨大企業になることはできません。存在しない市場を創造するのは大変なことです。ですが、それだけ大きな影響を与え、社会に貢献することができます。

多くの人は否定的なことを言い、業績が悪ければすぐに不満を口にするでしょう。

それは、彼らにはまだ「未来」が見えていないからです。


結果として、企業が1兆円、10兆円という規模にまで成長すれば、すべての社員が報われます。上場時の企業評価が100億円以下であれば、一般社員が受け取れるストックオプションは多くても数千万円程度です。いわば、ちょっとしたボーナスでしかありません。

一方で、Googleが上場したときの評価額は約2.5兆円でした。そのとき、受付スタッフやマッサージ担当者でさえ、引退できるレベルの資産を手にしたのです。古参エンジニアには、「まちをつくる」という夢を叶えるレベルの資産ももたらしました。


「どうやってマネタイズするのですか?売上は?」

最初にそう尋ねてくるVCがいるかもしれませんが、そういった声は気にしなくて構いません。

大きなビジョンを持って、新しい市場をつくっていくべきです。そのような挑戦に、最初から理解者が多いわけではありません。


そして今、SSではこのビジョンに共感できる、常識を飛び越えるようなギークを常に探しています。未来を「おもちゃ」にして楽しみ、世界のカタチそのものを変えていく——そんな仲間と出会えることを、心から楽しみにしています。

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