🌏 ITの巨人たちの興亡史 ─ 無敵に見えた企業も、なぜ消えていくのか
2025年12月1日
― Apple と Microsoft はなぜ生き残ったのか、そして AI 時代の未来へ ― IT の歴史を振り返ると、胸がザワつく瞬間に何度も出会います。 「あの企業は絶対に倒れないだろう」と思っていた存在が、気づけば市場から姿を消していた。 しかもそれは、ちょっとしたベンチャー企業の話ではありません。 アメリカの株式市場で何兆円という時価総額を持ち、新聞の株価欄に連日載っていたような“世界
AI時代の秩序はすでに動き始めている ―「トークンファクトリー」が世界を変える理由
2025年11月16日
世界のハイパースケーラー(Google、Amazon、Microsoft、Meta、OpenAI など)は、ビリオン単位の投資を続け、ギガワット級の発電所と並列で稼働する巨大なトークンファクトリー(LLMクラスタ)を構築している。 もはや従来のデータセンターの延長ではなく、「計算を生み出すための発電所」と「トークンを生むための工場」が並列化されている状態だ。 この流れは、多少の株価調整や景気の浮
見えている株価バク上がりのシグナルに気づけ:Google、AWS、そしてGPUの時代
2025年10月20日
2000年代前半:Google広告で個人も企業も変わった 2000年代初頭、Google AdSenseの登場で、個人がネット上で数万円の広告収入を得る時代がやってきた。ブロガーや個人サイト運営者は「うっほー!」と喜び、自宅のパソコンで稼げることに熱狂していた。だが一方で、企業はまったく別のスケールで動いていた。 数千万円、時にはAmazonのように億単位の広告費を投じ、トラフィックとブランドを
AIが「人件費の構造」を変える時代、プログラマー起業家が狙うべき市場
2025年10月13日
AIが真に置き換えるのは「職業」ではなく、「人件費の構造」である。つまり、人件費の比率が高く、マニュアル化しやすい領域から順にAI化が進む。 この構造変化は、単なる労働代替ではなく、巨大な新産業の再配置だ。プログラマーがスタートアップとして参入するなら、AIによる“人件費再編”を見抜くことが勝負を分ける。 1️⃣ 置き換えられるのは「人件費の比率が高い仕事」 AI導入の動機は単純だ。人件費
安野たかひろ × 中島聡 緊急対談 書き起こし
2024年7月15日
2024年東京都知事選挙に立候補した安野たかひろ氏と中島聡氏の緊急対談完全書き起こし。GitHubでプルリクエストを受け付ける史上初の選挙手法、政治のソフトウェア化、AI活用による政策立案など、エンジニア出身候補者が提案する新しい政治のあり方を議論。従来の政治への幻滅を乗り越え、テクノロジーで都政をアップデートする挑戦を、現役エンジニアの視点から深掘りします。
帝国化する企業と民主主義の末路
2022年4月20日
GAFAのような巨大IT企業が「帝国化」する未来と、国家・民主主義との関係性を考察。本田圭佑氏の「夢を追い続けられる世界」構想から始まり、労働からの解放、シンギュラリティの本質、そして企業が国家を超える時代における新しい社会システムの可能性について、SF的ながらも現実味のある未来予測を展開します。
Oculus Go
2022年1月11日
Facebook製VRヘッドセット「Oculus Go」のレビュー。2万円という手頃な価格ながら、ピント調整機能の欠如や疲労感が課題。VRムービーは従来の映画に対する優位性が不明確で、おまけコンテンツに留まる可能性。「ハネチャリ」のような空を滑空する体験がキラーコンテンツになる可能性を指摘。子供の斜視リスクから、任天堂はVR参入しないと予測。