SaaS導入から見える、日米の「意思決定とスピード感」の決定的な差
2025年11月30日
SaaS導入の話をしていると、日米の企業文化の違いがものすごくよく見える。 アメリカの企業は、とにかくスピードが速い。担当者がサインアップし、合いそうならその日のうちに有料化し、翌週にはチーム全体に広げている。「とりあえず触ってみる」が完全に習慣化している。 一方、日本では慎重さと丁寧さが前面に出る。比較表を作り、担当部門に説明し、稟議を通し、契約書を締結し、請求書払いで進める。結果、導入まで
AI時代の秩序はすでに動き始めている ―「トークンファクトリー」が世界を変える理由
2025年11月16日
世界のハイパースケーラー(Google、Amazon、Microsoft、Meta、OpenAI など)は、ビリオン単位の投資を続け、ギガワット級の発電所と並列で稼働する巨大なトークンファクトリー(LLMクラスタ)を構築している。 もはや従来のデータセンターの延長ではなく、「計算を生み出すための発電所」と「トークンを生むための工場」が並列化されている状態だ。 この流れは、多少の株価調整や景気の浮
起業時の会社の種類について
2024年2月10日
起業時に選択すべき会社形態について詳しく解説。ベンチャー起業(株式会社)、スモールビジネス(株式会社・合同会社)、ソーシャルアントレプレナー、NPO/非営利団体の4つのタイプを紹介。それぞれの特徴、資金調達方法、成長戦略の違いを説明し、目的に応じた適切な選択の重要性を解説します。
衰退していく日本のテレビ業界について語る
2022年4月13日
フジテレビの年収が2000万円から700万円に下落した背景を通じて、日本のテレビ業界の衰退を分析。ホリエモンによる買収未遂事件が日本社会に与えた影響、既得権益の保護が招いた「失われた30年」、そしてGAFAのような革新的企業が生まれない日本の構造的問題について、業界関係者との対話を交えて議論します。
メタバース時代に掘り起こせそうな本屋さん
2022年1月6日
メタバース時代のバーチャル本屋のビジネスアイデア。VR空間で本をパラパラ見る体験と、Kindleでの購入を組み合わせたアフィリエイトモデル。ブロガーが自分だけの本屋を作り、書評と連動。書評の多さで平積み表示、ベストセラーコーナーの自動生成など。さらに洋服、化粧品、旅行商品へ拡大し、Amazonの上位レイヤーとして「広告がエンターテイメント」を実現する構想。
Nintendo Switch とエクササイズ・バイク
2021年12月14日
VR-Zone Shinjukuの「ハネチャリ」体験から着想を得た、Nintendo Switch対応エクササイズ・バイクのビジネスアイデア。VRゴーグルではなく画面表示で、300-350ドルの耐久性ある製品として提案。開発者にインターフェイスを開放し、ゼルダの伝説など既存ゲームとの連携で「空飛ぶ自転車」体験を実現。運動不足という社会問題を解決する新しいゲーム体験の可能性。
Invent or Die 3 中島聡 × 松本徹三
2018年11月20日
シンギュラリティソサエティ主催「Invent or Die」第3回イベントにおける中島聡氏と松本徹三氏の対談。半世紀以上世界のITビジネス最先端で活躍した松本徹三氏が、伊藤忠での34年、クアルコム・ジャパン立ち上げ、ソフトバンクモバイルでの経験を語る。孫正義氏のボーダフォン買収の舞台裏、日本の通信業界の変遷、新規参入の困難さなど、通信ビジネスの本質について具体的なエピソードを交えて解説。