AM/PMとは?語源と意味
AM と PM は、12時間制で時刻を表す際に使われる略語です。
| 略語 | ラテン語 | 意味 | 時間帯 |
|---|---|---|---|
| AM | ante meridiem | 正午より前 | 午前0時〜午前11時59分 |
| PM | post meridiem | 正午より後 | 午後12時〜午後11時59分 |
- ante = 〜の前(英語の “before”)
- post = 〜の後(英語の “after”)
- meridiem = 正午、真昼(英語の “midday”)
つまり、AM/PM は「正午を基準にして、その前か後か」を示す表記です。
最初にまとめ
- AMは午前、PMは午後
- 真夜中=0時は、12:00 AM
- お昼、正午は、12:00 PM
- AM:PMで0時代の表現はない
- AM/PMのいずれも、12:00 ~ 12:59 / 1:00 ~ 11:59 となる
- 日本語だと、午前0時 or 午後12時(真夜中)午後0時 or 午前12時(正午、お昼)
夏の夜といえば
みなさん、こんばんは。 今日は怖いお話をしたいと思います。
もはや生活になくてはならなくなってしまった Google Maps。 それは寝苦しいある暑い夏の夜、その Google Maps を使い、明日の予定を確認しつつ経路検索をしていたときのことです。 13 時に到着しなければと、到着時刻を設定していると・・・それは突然現れたのです。
10:00 AM, 10:30 AM, 11:00 AM, 11:30 AM, 0:00 P・・・えぇ!!?
ばばーん!

なんと 11:30 AM の次は 0:00 PM だと思いきや、なぜか 12:00 PM が表示されているではありませんか!!! こ、これは時空が歪んでいる!!?まさか過去へつながっているとでも言うのでしょうか!!? そのまま 12:00 PM を選んでいたら、一体どうなっていたのか・・・
明日はみなさんのパソコンで表示されるかもしれません・・・。
〜完〜 ・。
・・。
・・・。
はい、というわけでですね、英語圏の方と仕事をしたことがある人は何を言っているんだと思っているはずなんですけど、今回は日本語圏と英語圏では時刻の表記が違うよ〜という話をします。
要点は3つ
- AM や PM を使った英語圏表記の時刻は混乱の元(11:00 AM → 12:00 PM → 1:00 PM)
- 24 時間表記や noon といった単語に置き換えたほうがわかりやすい
- JavaScript で実装するときは、MomentJS のようなライブラリを使うべし
日本語圏の人が期待する表記
おそらく大半の日本人がそうだと思うのですが、11:00 AM のあとは 12:00 AM、もしくは 0:00 PM が来ると期待していると思います(口頭だとお昼の 12 時って言いません?)。 少なくとも 12:00 PM は違うんじゃね?と。 ところが、英語圏では 11:00 AM の次は 12:00 PM が来ます。 Why English people?
英語表記の歴史的経緯
気になったので、wikipedia の「12時間制」とか少し調べたんですけど、昔から使われてて〜みたいなことしか書かれてませんでした。
でも冷静に考えてみてください。
AM はそもそも ante meridiem の略、意味としては「正午より前」、PM は post meridiem で「正午より後」という意味なんですよね。 正午とはアナログ時計の短針と長針が同時に上を向いている時、且つお昼・・・なのです。 それより前の時刻は AM、後の時刻は PM。 何時になるかは、アナログ時計に書かれた数字を見ればわかるというわけです。 数字を見ればわかるんですよ。 そう、もうお気づきだと思います・・・・・・・ アナログ時計に 0 という数字なんてないのです!!!!!
つまり、正午を過ぎた直後は 12:00 PM、で 1:00 PM、2:00 PM … 11:00 PM、12:00 AM となると。 なんだかそれっぽい理由だと自分でも思ったんですけど、そうだとしてもわかりにくいような。
実生活ではどうするか
とりあえず、メールのやりとりなどでは 24 時間表記を使うとか、noon や正午のような単語に置き換えたほうが、混乱しないと思います。 プログラミングでは、時刻の表記に優れたライブラリを使うのがオススメです。 例えば JavaScript では、moment.js というライブラリがあります(このライブラリは新しい機能が追加されないメンテナンスモードに入っているので、luxon などを使ったほうが良いかもです)。
ちなみに
日本の wikipedia 「午前と午後」に、めっちゃ詳しく書いてますね!!!
12:00 AM は正子(しょうし)っていうのか〜。へ〜。
12時間制と24時間制の比較
時刻表記には大きく分けて 12時間制 と 24時間制 の2種類があります。
12時間制(AM/PM表記)
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 表記 | 1:00 AM 〜 12:59 PM |
| 使用地域 | アメリカ、イギリス、オーストラリアなど |
| メリット | 日常会話で使いやすい、アナログ時計と対応 |
| デメリット | 12時の扱いが混乱しやすい、AM/PMの付け忘れ |
24時間制
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 表記 | 00:00 〜 23:59 |
| 使用地域 | 日本、ヨーロッパ大陸、軍事・航空業界 |
| メリット | 曖昧さがない、計算しやすい |
| デメリット | 13時以降は慣れが必要 |
どちらを使うべき?
ビジネスや国際的なやりとりでは24時間制がおすすめです。
- 12:00 PM なのか 12:00 AM なのかの混乱を避けられる
- 時差計算がしやすい
- プログラミングやデータ処理との相性が良い
AM/PMの正しい英語表記ルール
英語でAM/PMを表記する際のルールをまとめます。
基本ルール
| ルール | 正しい例 | 間違い例 |
|---|---|---|
| 数字とAM/PMの間にスペース | 9:00 AM | 9:00AM |
| コロンで時と分を区切る | 3:30 PM | 3.30 PM |
| 大文字で表記(一般的) | 10:00 AM | 10:00 am |
バリエーション
実際には以下のような表記も使われます:
- 9:00 AM / 9:00 am / 9:00 A.M. / 9:00 a.m. - いずれも許容
- 9 AM - 分が00の場合は省略可能
- 9am - カジュアルな表記(スペースなし、小文字)
12時の表記
混乱を避けるため、以下の表記が推奨されます:
| 時刻 | 推奨表記 | AM/PM表記 |
|---|---|---|
| 正午 | 12:00 noon または 12 noon | 12:00 PM |
| 真夜中 | 12:00 midnight または midnight | 12:00 AM |
まとめ
- AM = ante meridiem(正午より前)= 午前
- PM = post meridiem(正午より後)= 午後
- 真夜中は 12:00 AM、正午は 12:00 PM
- 混乱を避けるなら 24時間制 か noon/midnight を使う
- プログラミングでは適切なライブラリを活用する
以上、時刻にまつわる怖〜いお話でした。