Firebaseについて

2019年、Stadia目的でGoogle I/O 2019に中島は参加しました。そこで、少しだけ気になっていたFirebaseのエンジニアに遭遇しディスカッションをしたことによりFirebaseの虜になってしまいました。折角Google I/Oに参加しているにも関わらず、居ても立っても居られない状態になりホテルでプログラミングを開始し、セッションはオンラインで視聴することに。
それをきっかけにSingularity SocietyでもFirebaseを使ってみたところ、それの便利さや生産性の良さに驚き、多くのエンジニアがFirebaseを使うようになりました。

Firebaseの大きな特徴は、フロントエンド(ブラウザのJavaScriptや、iOSやAndroid のアプリ)から、直接、安全にデータベースの読み書きができます。通常は、データを読み書きするには、サーバやデータベースを用意して、その都度変更する必要がありますが、Firebaseではほぼ全てフロントで安全に読み書きが可能になります。サーバも不要なので、データベースの仕組みの変更も簡単にできます。

通常はフロントエンジニアとバックエンドエンジニアがそれぞれ分担して実装をする必要がありましたが、フロントエンジニアだけでデータベースを使うサービス/アプリを開発することが可能となりました。また、この特徴にバックエンドエンジニアも比較的簡単にフロントエンドを作ることが可能となります。
特にフロントエンドエンジニアに関しては、Firebaseを使うことで以前と比べて比較にならないほどの生産性があがります。(2桁以上!!!)

Singularity Societyでもそれ以前は、クライアント、サーバ、データベースの一般的な構成でサービスを作っていましたが、これをきっかけにほぼ全面的にFirebaseの利用をすることになりました。強制してスイッチすることはなく、自然と便利なFirebaseに移行したのです。

またFirebaseはデータベースやサーバ(Functionsという機能で、サーバ機能が提供されている)は、クラウドで提供され、Googleインフラを使ってスケーラビリティがあるので、急激なアクセスにより落ちたり、夜中に突然落ちるということはありません。バックエンドエンジニアも安心して土日や深夜に寝ることが可能です。

Singularity SocietyはそんなFirebaseを多くの開発者に知ってもらうためにFJUGと共催で、ハッカソンなどのイベントを開催しています。
Firebaseについて一緒に開発したい!!という開発者を待っています!

Firebase Love