MulmoClaude v0.2.0 をリリースしました
4月18日の v0.1.1 から 2 日で、統合スケジューラーと通知センターを柱にした v0.2.0 を公開しました。
リリースノートの詳細はこちらをご覧ください。
「毎朝 8 時にニュースをまとめて」と頼める
MulmoClaude に統合スケジューラーが入り、繰り返しタスクを自分で作れるようになりました。チャットで「毎朝 8 時に最新の AI 関連ニュースをまとめて」と伝えるだけで、その時刻に自動でセッションが走り、結果が残ります。
スケジューラーは 3 段階の仕組みで動いています:
- タスクのカタログ — 実行予定・実行ログ・ダウンタイム後のキャッチアップを永続管理
- スキルのスケジュール化 — スキルファイル(SKILL.md)の先頭に
schedule:と書けば、そのスキルが自動で定期実行 - ユーザ定義タスク — UI の Tasks タブ、API、MCP ツールから新しいタスクを追加できる
MulmoClaude を PC に常駐させておけば、自分の生活リズムに合わせた AI アシスタントが走り続けます。
タスク完了を通知センターで受け取る
スケジュールタスクやバックグラウンドで走らせた会話が終わると、画面右上のベルアイコンに通知が飛んでくるようになりました。未読バッジで件数が見え、クリックでそのセッションに直接ジャンプできます。
通知はブラウザ単位で蓄積されるので、長めのタスクを走らせた後に別の作業をしていても、完了をちゃんと拾えます。
メッセージングブリッジが 12 種類になりました
MulmoBridge 経由で接続できるメッセージングプラットフォームが一気に 12 種類に揃いました:
- 実運用: CLI / Telegram
- 動作確認済み: LINE
- 実験的: Slack / Discord / WhatsApp / Matrix / IRC / Mattermost / Zulip / Messenger / Google Chat
どれも npx @mulmobridge/<プラットフォーム名>@latest と環境変数の設定だけで起動できます。「自宅 PC で動いている Claude を、外出先から LINE で呼び出す」「Slack チャンネルの投稿から MulmoClaude にタスクを渡す」といった使い方が実現します。
ワークスペースのフォルダ構成を自由に決められる
設定画面の Workspace Directories タブから、data/ と artifacts/ の下のサブフォルダを自分で登録できるようになりました。Claude はその構成を読み取って、ファイルを適切な場所に保存してくれます。セキュリティ面ではパストラバーサル・プロンプトインジェクションに対する検証が入っています。
そのほかの改善
- 時間定数の統一 — サーバ側のコードで散在していた 時間リテラル(
1000や60 * 1000)を、意味のある名前(ONE_SECOND_MS/ONE_MINUTE_MSなど)に置き換えて読みやすく - スケジューラー定数の統一 — タスク状態を表す文字列リテラルを
@receptron/task-schedulerの定数に集約 - Node.js 要件の明確化 — 20 以上を必須、24 を推奨に
これで何が変わるか
v0.2.0 で MulmoClaude は、「質問した時だけ答えてくれる AI」から「自分の時間枠で走り続けて、必要な成果物を置いてくれる AI」に一段階進化しました。次の一週間分の予定を伝える、毎朝の情報収集を頼む、週次レポートを自動生成する — そういった使い方の土台が揃いました。