MulmoClaude v0.3.0 をリリースしました
いよいよ npx mulmoclaude のワンコマンド起動を含む v0.3.0 を公開しました。
リリースノートの詳細はこちらをご覧ください。
npx mulmoclaude — 3 行で MulmoClaude が立ち上がる
これまでの「git clone → yarn install → yarn dev」の 3 ステップが、次の 2 行で終わるようになりました:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code && claude auth login
npx mulmoclaude
起動すると自動でブラウザが開き、サーバの準備ができた瞬間にチャット画面に入れます。ポート 3001 が他のプロセスに使われていた場合は、自動的に次の空きポートへフォールバックするので、他の開発ツールと同時に走らせてもぶつかりません。
明示的に --port 3099 を指定した場合は、そのポートが使われていればハードエラーで終わります(ユーザの選択を尊重)。--port 引数には NaN や範囲外の値・小数はバリデーションで弾かれます。
MulmoBridge Relay — 自宅 PC を外の世界につなぐ
自宅 PC で動く MulmoClaude を、Slack・LINE・Telegram などのプラットフォームから呼び出すための Relay サーバ を Cloudflare Workers 上に立てられるようになりました。
- Webhook を受け取る公開 URL を Cloudflare が提供
- Durable Object にセッション状態を永続化
- 自宅 PC の MulmoClaude は WebSocket で Relay に接続し、メッセージをストリーム受信
セットアップは /setup-relay スキルに全部入っていて、対話形式で必要な値を聞きながら進められます。
ブリッジ経由でも 会話履歴を切り替えられる
Slack や Telegram 側で、次のコマンドが使えるようになりました:
/sessions— サーバ上の全セッション一覧を表示(200 件までページング対応)/switch <session-id>— 別のセッションに切り替え/history— 今のセッションの履歴を確認
これで「家で話しかけた続きを、外で Slack から続ける」「昨日 Telegram で頼んだ調査の続きを、今日 LINE で受け取る」といった使い方が自然にできます。
セッションの「出どころ」を表示
全てのセッションが次の 4 種類のいずれかにタグ付けされるようになりました:
- human — 自分がチャットから手動で始めたもの
- scheduler — スケジューラーが自動で走らせたもの
- skill — スキルから呼び出されたもの
- bridge — Slack / LINE 等のブリッジ経由で始まったもの
履歴ビューに origin アイコンが表示され、フィルタで絞り込めます。スケジューラーの結果とブリッジ経由の会話がごちゃ混ぜになりません。
便利機能まとめて
- 動的ファビコン — ブラウザタブのファビコンがエージェントの状態(待機 / 実行中 / 完了 / エラー)を色で表現
- ロゴがヘッダー左上に登場 — どこのタブか一目でわかる
- キャンバスのタイムスタンプ — ツール結果に実行時刻が表示(今日なら時分のみ、それ以前なら日付込み)
- arXiv 自動発見 — あなたの関心(wiki 内のトピック、memory.md 等)をもとに arXiv の新着論文を自動発見
- ニュース通知 + コンシェルジュプロンプト — 登録したソースから注目記事を自動的にピックアップ
対話的セットアップウィザード
自動化タスクの設定を、対話形式で作れるようになりました:
/setup-wizardスキル — 「毎朝 8 時にニュースを」「特定 GitHub リポジトリの新 issue を通知」といった自動化を、質問に答えるだけで構築- 内部では
manageScheduler/manageSkills/manageSourceの MCP ツールを呼び出して、対応する設定ファイルを生成
技術的な知識がなくても、自動化の恩恵を受けられる入口になります。
これで到達した地点
v0.3.0 で MulmoClaude は「自宅 PC で動かし続けて、どこからでもアクセスできる、自動で回り続ける AI アシスタント」の形を一通り揃えました。次の週は、使い勝手の粗取りと、ユーザの手元の環境(ブラウザ言語・タイムゾーン)への自動対応がテーマになっていきます。