v0.5.2 / v0.5.3 ホットフィックスをリリース
v0.5.1 で見つかった HTML / PDF 内の画像表示問題 をまとめて修正した v0.5.2、続けて mulmoclaude ランチャの サンドボックス起動 を直した v0.5.3 を順次公開しました。両方とも npx mulmoclaude@latest で取り込まれます。
リリースノートは v0.5.2 と v0.5.3 を参照してください。
画像パスの取り回しを 3 段階で立て直し
LLM が生成した HTML / Markdown / PDF の中で「画像が表示されない」「相対パスが解決できない」という問題が複数の経路から起きていました。今日のアップデートで 3 段階のロールアウト で根本から立て直しました:
/artifacts/imagesを静的マウント(stage 1):すべての生成画像が単一のパス規則でアクセスできるサーバルートを用意- 画像参照規約をシステムプロンプトに明示(stage 2):LLM が出力すべき画像パスのフォーマットを統一
- ブラウザ側で onerror 自己修復(stage 3):レガシーパスや古い書式の画像 URL を、ブラウザがその場で正しいパスに書き換え
これで、過去に生成済みのドキュメントでも 画像が表示されるようになり、これから生成するものは初めから一意のパスを持ちます。
加えて PDF 出力では、workspace 直下の画像をデータ URL でインライン化 するパスが追加されました。PDF を別端末に送っても画像が壊れずに表示されます。
Wiki の編集履歴 UI が完成
昨日のアップデートでパイプライン側が揃った Wiki の編集履歴に、画面側の UI が載りました:
- ページ右上のメニューから History を開く
- 過去のスナップショットが時系列で並ぶ
- 任意のスナップショットを選んで内容を確認、必要なら復元
「LLM が書き換える前のページに戻したい」「ユーザが手で編集する前の自動生成内容を見たい」が、特別な操作なしにできるようになりました。
セッション履歴にブックマークと完全削除
サイドパネルのセッション履歴に 2 つの新アクション が追加されました:
- ブックマーク:あとで見返したいセッションをピン留め
- 完全削除(hard-delete):ゴミ箱に送るのではなく、確認の上で 永続的に消す
長く使ってセッションが溜まっても、整理する手段が揃ったかたちです。
エージェント周りの整理
ユーザに直接見える挙動は変わらないが、安定性に関わる変更をまとめておきます:
manageRolesMCP ツールを廃止:ロール管理は/rolesUI に集約。エージェントが自分のロール定義を書き換えてしまう経路がなくなり、誤操作リスクがゼロに- wiki-hook の TS 化:Wiki への書き込みを横取りするフックスクリプトが、文字列リテラルではなく TypeScript ソース + esbuild バンドル から生成されるように。型チェックが効き、回帰が起きにくくなりました
v0.4.0 から数日でリリース v0.5.x へ
v0.4.0(4/23)から見ると、わずか 6 日で v0.5.3 まで到達しました:
- v0.5.0:MCP カタログ + コミュニティサーバ拡充
- v0.5.1:細部の修正
- v0.5.2:HTML / PDF 画像レンダリングのホットフィックス
- v0.5.3:mulmoclaude ランチャのサンドボックスバンドル修正
npx mulmoclaude@latest を再実行すると、最新が取り込まれます。
これで到達した地点
「LLM が画像付きのドキュメントを生成しても、それがちゃんと表示される」という基本動作の信頼性を、画像パス・ブラウザ自己修復・PDF インライン化の 3 段階で底上げした日でした。Wiki の編集履歴 UI も完成し、生成 → 保存 → 履歴を見る → 戻す、という時間軸の操作がひと通り画面の中で完結します。