MulmoClaude:メモリが「タイプ別ファイル」構造に移行、チャット全体を Markdown でコピー、送信メッセージに添付チップ、Wiki ページの PDF 出力範囲を拡大

MulmoClaude:メモリが「タイプ別ファイル」構造に移行、チャット全体を Markdown でコピー、送信メッセージに添付チップ、Wiki ページの PDF 出力範囲を拡大

メモリの保管構造が「1ファイル」から「タイプ別の複数ファイル」へ

Claude が長期記憶として使ってきた conversations/memory.md (単一ファイル) が、conversations/memory/<トピック>.md の集合 に再編成されました。各エントリは 4 つのタイプに分類されます:

ファイル名は <slug>.md、タイプは frontmatter に書かれます。これにより、たとえば「Claude は私の好みについて何を覚えているか」を、ワークスペースのファイルツリーから そのまま眺められる ようになりました。

移行は自動:起動時にこれまでの memory.md を Claude が背景で 1 回だけ分類し、新形式に書き出します(既存ファイルは .backup として残ります)。約 0.15 ドル相当の API 呼び出しが 1 回走るだけで、以後はずっと新形式です。混在期間にも双方を読めるよう、リーダはタイプ別ファイル + レガシーの両方を統合して扱います。

中身を直接編集しても問題ありません — Claude が次に書くときは新形式に追従します。

チャット全体を Markdown としてコピー

チャット画面の上部ツールバーに コピーボタンcontent_copy)が追加されました。1 クリックで 会話まるごと Markdown 形式 にしてクリップボードに入ります。

ボタンは Single モードと Stack モード両方 に出ます。Slack や Notion に「いま Claude とこういう話をした」と貼り付けるのが、メニューを開かず 1 アクションで済むようになりました。コピー直後は ✅ アイコンに切り替わり、約 1.5 秒で元に戻ります。

送信メッセージに添付ファイルのチップを表示

これまで、画像や PDF をチャットに添付して送ると、自分の発言バブルには「送信した内容」しか残らず、何を添付したかが履歴から消える 状態でした。今日からは送信後の自分の吹き出しに 添付チップ が並んで残ります:

レガシー(昨日以前の)セッションには戻って付与されません — 今日以降に送信した分から付きます。

Wiki ページの PDF が canvas / Files Explorer でも出せるように

これまで Wiki の PDF ダウンロードボタン は、ページ単独ビュー (/wiki/pages/<slug>) でだけ動作していました。今日からは:

の両方からも、同じ PDF ボタンが押せるようになりました。Wiki 配下以外のドキュメント (artifacts/documents/... など) も同様に、相対画像も解決された状態の PDF として落ちます。

「Wiki を見て、その場で印刷可能な形で書き出す」フローが、画面遷移なしに揃いました。

ファイルごとに会話できる per-file chat composer

Files Explorer で .md / .html 等のファイルを開いたとき、ファイル下部に そのファイルを話題に新しい会話を始められる入力欄 が追加されました。「このドキュメントを要約して」「ここを書き直して」と頼むと、Claude はそのファイルを最初に読み込んでから返答するチャットが立ち上がります。Wiki ページ単独ビューに前から付いていた composer と同じ仕組みを、ファイル種別を問わず使えるようにした拡張です。

添付の挙動を 2 件修正・整理

地味ですが効くバグ修正と整理:

これで到達した地点

長期記憶の保管構造が 「人が眺められる形」 に整理され、Claude があなたについて覚えていることを、ワークスペースのファイルツリーから直接見て・編集できるようになりました。会話側でも、外に持ち出す(Markdown コピー) / 添付を残す(チップ) / ファイルから話題を始める(per-file composer)、と「会話と作業物の往復」に絡む UX が一段ぶん地続きに。Wiki ページの PDF 出力経路も統一され、どの画面から開いても同じ結果が手に入ります。

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