MulmoClaude:メモリのトピック形式が本番稼働、Claude が能動的に記憶を参照、会計の勘定科目管理モダル、Runtime プラグインのインストール基盤完成

MulmoClaude:メモリのトピック形式が本番稼働、Claude が能動的に記憶を参照、会計の勘定科目管理モダル、Runtime プラグインのインストール基盤完成

メモリ:トピック形式が本番稼働、Claude が能動的に思い出す

昨日アナウンスしたメモリの タイプ別ファイル構造(preference / interest / fact / reference)に続き、もう一段の改善が入りました。

トピック単位のまとめ書きが動作開始:「同じテーマに属するエントリは 1 ファイルに ## 見出し で並べる」というトピック形式が、サーバ起動時に自動で適用されます。たとえば「旅行」関連の好み・事実が散らばっていた場合、interest/travel.md 1 ファイルに見出しでまとめられて読みやすくなります。最初の起動時は conversations/memory.next/ にステージング書き出し し、内容を diff -r conversations/memory conversations/memory.next で確認してから yarn memory:swap で反映する、という安全な切り替え手順がついています。

Claude が記憶を能動的に参照:これまで Claude は「新しい事実を保存する」方は積極的にやっていましたが、「答える前に既存の記憶を確認する」のは控えめでした。今日からはシステムプロンプトに 能動リコールのガイドライン が追加され、旅行の話題が出たら過去の旅行関連メモを、ツール選択の話題が出たらツール選定の好みを、長期プロジェクトの話題が出たら関連ファイルを 質問される前に参照 するようになります。

返答の中で「あなたが以前こう言っていたので…」と能動的に明言するわけではなく、自然に下敷きとして使う方針です。

会計:勘定科目管理モダル

仕訳入力フォーム / 開始残高フォームの上部に 「Manage accounts」ボタン が追加されました。クリックするとモダルが開き、勘定科目を 資産 / 負債 / 資本 / 収益 / 費用 別にグループ化 して一覧、その場で + Add account / Edit できます。

これまでは LLM に「この勘定科目を追加して」「名前を変えて」と頼むしかなかった操作が、フォームから離れず手動で完結します。保存した瞬間にフォームの勘定科目ドロップダウンも自動更新 されるので、追加 → そのまま仕訳入力、の往復もスムーズです。別タブで Claude が勘定科目を変えた場合も、同じ仕組みでこちらの画面に反映されます。

会計:いくつかの小さな UX 改善

会計プラグイン周りで地味に効く改善が複数:

Runtime プラグインのサーバ側が完成 — インストールから再起動で動く

数日前から進めていた「npm パッケージとして配布されたプラグインを、ワークスペースに配置するだけで動かせる」基盤の サーバ側 が今日で完成しました(プラグイン C-2 / 第 A+B+C+preset 段階)。

~/mulmoclaude/plugins/ に置かれたプラグインの tarball は、起動時に展開され、その MCP ツール定義が読み込まれて Claude が呼び出せるようになります。プリセットとして 天気プラグイン (@gui-chat-plugin/weather) が同梱されており、npx mulmoclaude を上げ直すと「今日の天気を教えて」と聞けるはずです。

ブラウザ側の動的 UI 読み込みは別の段階(Phase C 残り)で予定されています。

サイドバーのカードに「呼び出した動作」を表示

会計のように 複数のサブ動作を持つプラグインopenBook / addEntry / getReport …)の結果カードがサイドバーに並んだとき、これまでは「manageAccounting」とだけ表示され、どのカードがどの動作だったか分からない状態でした。

今日からは manageAccounting(openBook) のように動作名がカッコ書き で並びます。スクロールしてカードを探すときの当たり判定が一段細かくなりました。

これで到達した地点

メモリは 「分類 → トピックでまとめ → 能動リコール」 の 3 段階が揃い、Claude が「あなたについて何を覚えていて、それをどう使うか」が運用として安定する形に。会計は勘定科目を画面側で動かせるようになり、UI と LLM の両側から同じ操作ができる二重化が進みました。Runtime プラグイン基盤も、サーバ側がここで完結したことで、次は「インストール → 即動く」が実用段階に入ります。

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