中島聡(Windows 95 基本設計者・Singularity Society 代表)が読売新聞と日本経済新聞で特集 ── 記事の紹介と関連リソース

中島聡(Windows 95 基本設計者・Singularity Society 代表)が読売新聞と日本経済新聞で特集 ── 記事の紹介と関連リソース

当団体 Singularity Society の代表を務める中島聡(なかじま・さとし)が、読売新聞オンラインの経済面で 2026 年 7 月 31 日から 3 日連続で特集されました。また、これに先立つ 2026 年 6 月には 日本経済新聞 電子版でも著書『2034 年 未来予測』のインタビューが掲載されています。

中島聡は、日本電信電話公社(現・NTT)を経てマイクロソフトに転職し、Windows 95 の基本設計、および Internet Explorer 3.0 の開発責任者を務めた技術者です。米国シアトル在住。近年は Singularity Society の代表として、MulmoCastMulmoClaudeMulmoTerminal といった AI プロダクトの開発を主導しています。

このページでは、読売新聞での 3 本の記事を紹介するとともに、記事を読んで初めて中島聡や Singularity Society を知った方に向けて、関連リソースをまとめておきます。

読売新聞オンラインでの 3 本の特集記事

第 1 回 (2026-07-31): NTT から「シイタケ市場より小さい」ソフト市場へ

NTTから「シイタケ市場より小さい」ソフト市場に転職、「ウインドウズ95」基本設計手がけた「伝説の技術者」

第 1 回はキャリアの原点。NTT という日本の巨大インフラ企業から、当時はまだ「シイタケ市場よりも小さい」と揶揄されるほどの規模だったソフトウェア産業へ飛び込んだ経緯。その先に Windows 95 の基本設計という歴史的な仕事が待っていた、というストーリーです。

第 2 回 (2026-08-03): マイクロソフト社内の主導権争い、ビル・ゲイツが選んだのは「傍流」だった

マイクロソフトでの主導権争い、ビル・ゲイツ氏が選んだのは日本人エンジニアが代表を務める「傍流」だった

第 2 回は、マイクロソフト社内での技術路線を巡る対立。ビル・ゲイツが最終的に選んだのは、中島聡ら日本人エンジニアを中心とする「傍流」チームの提案でした。Windows の未来を決めたと言える意思決定の舞台裏。

第 3 回 (2026-08-04): このままでは「AI 敗戦」が来る ── 日本への警鐘

ウィンドウズ95の設計で「伝説」となったエンジニア、日本を憂える「このままでは『AI敗戦』が来る」

第 3 回は現在への接続。Windows 95 の時代を米国側で経験した中島から見た、生成 AI 時代における日本の立ち位置。「AI 敗戦」という強い言葉で、いまの日本に対する危機感を表明しています。中島がなぜ Singularity Society を立ち上げ、日本のエンジニア育成に力を入れているのか、その動機の根っこに触れる回です。

日本経済新聞(電子版)でのインタビュー (2026-06-26)

AIで変わる暮らしとお金 伝説のエンジニア・中島聡氏に聞く

読売の連載に先立ち、2026 年 6 月には日本経済新聞 電子版でも中島聡のインタビューが掲載されました。テーマは著書『2034 年 未来予測』を軸に、AI が今後 10 年で暮らしとお金をどう変えるか。生活の中に AI が深く入り込む 2034 年像と、その中での個人資産・投資への影響について語っています。

読売の 3 本が「過去のキャリア → 現在の警鐘」の縦の物語だとすれば、日経のこの記事は「これから 10 年で何が起きるか」を横に広げて語る記事、という位置づけです。

記事を読んだ方向け: 中島聡関連のリソース

読売新聞の記事は経済面の連載としてまとまっていますが、中島聡はメルマガ・YouTube・書籍などで長年にわたって発信を続けています。より深く知りたい方向けに、当団体のサイトにあるリソースをいくつか。

講演・対談動画のリンク集

中島聡が個人で発信しているメディア

著書

Singularity Society とは

Singularity Society(シンギュラリティ・ソサエティ)は、中島聡が中心となって 2018 年に設立した一般社団法人です。

「シンギュラリティ(AI が人間の知能を超える技術的特異点)の時代を、リードする人材とプロダクトを日本から輩出する」ことを目的に活動しています。中核事業は 1 年間の実践型プロダクト開発プログラム BootCamp で、これまで Mia(AI 音声基盤)、Radarbot(次世代インテリジェンス)、日本補助金支援機構、Amplium(Apple Vision Pro 向け映像配信)など、実際に社会実装されたプロダクトを送り出しています。

そして直近では、中島自身と有志エンジニアで開発した OSS プロダクト群 ── MulmoCast(AI × 人間協働のマルチモーダル・プレゼンテーション)、MulmoClaude(Claude Code に GUI と長期記憶を与えるクライアント)、MulmoTerminal(並列 AI コーディングエージェントの管制塔 UI)── を世界に向けて発信中です。

読売の第 3 回で語られている「AI 敗戦」への危機感は、こうした活動の背景にあるものです。評論ではなく、実際にプロダクトを作り、若い世代のエンジニアを育て、日本発で世界に届く仕事を実現する ── それが Singularity Society の一貫した立場です。

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