GitHub Copilot CLI 入門 - インストールとログイン・初期設定

GitHub Copilot CLI 入門 - インストールとログイン・初期設定

GitHub Copilot CLI は、ターミナル(コマンドライン)から AI にそのまま作業を頼める公式ツールです。エディタに組み込まれる補完とちがい、copilot というコマンドで、作業そのものを委任できます。

MulmoTerminal は複数のコーディングエージェントを並べて動かすコックピットですが、その中のひとつとしてこのツールを接続できます。この記事では、インストールからログイン、初期設定までを、非エンジニアの方向けに解説します。手を動かしながら読める構成にしていますので、ターミナルを開きつつ順番にすすめてみてください。

ターミナルの開き方は OS によって違います。 Mac では「ターミナル」アプリ、Windows では「PowerShell」(または Windows Terminal)を使ってください。この記事のコマンドは、両方でそのまま動きます。


どの「Copilot」を入れればいい?

GitHub Copilot にはいくつかの提供形態があります。整理すると次のとおりです。

使う場所 用途 この記事の対象
ブラウザ(github.com/copilot) チャット、コード提案 −
VS Code / JetBrains など IDE 拡張 エディタ内のコード補完 −
GitHub Mobile アプリ 外出先からの相談 −
ターミナル(copilot コマンド) 作業の委任、ファイル編集 ○ ← この記事

同じ「Copilot」という名前でも、場所によって役割が違います。IDE 拡張は入力中のコードを補完するのが中心で、CLI 版は「このリポジトリにテストを足して」のような作業そのものを任せる用途に向いています。

MulmoTerminal から Copilot を使いたい場合は、ターミナルで動く copilot コマンドをインストールする必要があります。すでにブラウザや VS Code で Copilot を使っている方も、CLI 版は別途入れることになります。


必要なアカウント

Copilot CLI を使うには、GitHub Copilot のサブスクリプションが必要です。GitHub の公式案内では、以下のプランで利用できます。

プラン 月額(個人向け) 主な違い
Copilot Free 無料 利用量に上限あり。まずは試したい方向け
Copilot Pro $10 月 1,000 クレジット
Copilot Pro+ $39 月 3,900 クレジット
Copilot Business / Enterprise 組織契約 会社から配布される場合はこちら

GitHub の案内では、どのプランでも Copilot CLI 自体は使えるとされています。まず試してみたい方は、無料プラン(Copilot Free)で始めて、物足りなくなったら Pro に上げる、という進め方で大丈夫です。

会社や学校から Copilot を提供されている場合は、組織の管理者が CLI を無効にしていないか念のため確認しておくと安心です。


インストール

OS や環境ごとに、いくつかの入れ方があります。おすすめを 1 つずつ紹介します。

Mac / Linux の方(Homebrew が入っている場合)

brew install --cask copilot-cli

Windows の方(WinGet が使える場合)

winget install GitHub.Copilot

どちらの OS でも使える方法(Node.js 22 以上が必要)

npm install -g @github/copilot

Node.js を使う方法は、お使いの環境に Node.js のバージョン 22 以上が入っていることが前提です。もし入っていない、またはバージョンが古い場合は、Node.js 公式サイトから新しい版を入れ直してください。

インストールが終わったら、ターミナルで次のコマンドを入れてみます。

copilot --version

バージョン番号が表示されれば、インストールは成功です。

Windows の注意点: Copilot CLI は PowerShell 6 以上を推奨しています。Windows 10 以前に入っている古い PowerShell では動かないことがあるので、その場合は新しい版に入れ替えるか、Windows Terminal を使ってください。


ログイン

インストールが済んだら、GitHub アカウントでログインします。ターミナル(Windows は PowerShell)で次を実行してください。

copilot

初回起動では、ログインを求められます。画面の案内に沿って進めます(表示は環境によって多少変わります)。

1. /login と入れる。プロンプトが表示されたら、/login と入力して Enter を押します。これでログインの手順が始まります。

2. 認証方法を選ぶ。「ブラウザで認証するか、端末コード(device code)で認証するか」を聞かれます。普段使っているパソコンなら、ブラウザ方式が簡単です。

3. ブラウザが自動で開く。GitHub のログイン画面が表示されるので、お使いの GitHub アカウントでログインします。すでにログイン済みのブラウザでは、この手順は飛ばされます。

4. 権限を承認する(Authorize)。Copilot CLI がこのアカウントで動くことを許可する画面が出るので、「Authorize」を押します。

5. ターミナルに戻る。「Authentication successful」のようなメッセージが表示されれば、ログイン完了です。

リモート接続(SSH 経由のサーバーなど)やブラウザが開けない環境では、代わりに「端末コード方式」が使われます。画面に 1234-5678 のような 8 桁のコードが表示されるので、別の端末で https://github.com/login/device を開き、そのコードを貼り付けて承認します。

うまくいかないとき

動作確認

ログインが終わったら、ターミナルに戻って copilot と入力してみてください。プロンプトが表示されたら、簡単な質問を入れて反応するか試します。たとえば「今いるフォルダのファイル一覧を見せて」と頼むと、ls を実行してその結果を見せてくれます。

現在どのアカウントでログインしているかは、プロンプトの中で /user と入れると確認できます。終了したいときは /exit または Ctrl+C を押します。


次のステップ

Copilot CLI が動いたら、MulmoTerminal に接続して Claude Code や Codex CLI と並べて使えます。複数のエージェントに同じ指示を出して、どれが一番うまくやるかを見比べる、という使い方ができるのが MulmoTerminal の強みです。

参考リンク

関連記事

この記事をシェア

関連記事

記事一覧に戻る